保存会の取り組み

一般社団法人鶉野平和祈念の碑苑保存会は4つの活動方針

①「白鷺隊」戦没者等の慰霊顕彰
② 鶉野飛行場に関する調査研究
③ 鶉野飛行場に関する記録の保存と継承
④(仮)加西市鶉野ミュージアムへの支援

のもと、以下の取り組みをおこなっています。
 

慰霊・遺徳顕彰(保存会の活動の原点)
旧国鉄北条線列車脱線転覆事故の慰霊(3月31日)、白鷺隊特攻戦没者追悼法要(4月上旬)、鶉野平和祈念祭(10月上旬)をおこなっています。
聞き取り調査・資料収集
姫路海軍航空隊や川西航空機関係者の証言を記録しています。戦時中の資料や実物品の収集もおこなっています。
鶉野飛行場資料館の運営
平成26年10月に開館し、多くの方にご来館いただいています。
展示会・講演会の開催
毎年夏に展示会・講演会を開催しています。展示会は19年続けてきました。講演会では当時を知る体験者との対談もおこなっています。
「紫電改」実物大模型制作への助言
紫電改制作プロジェクトチームを立ち上げ、制作の助言をおこなっています。今年5月頃公開予定です。
学校教育への支援
「平和学習」の一環として、小・中学校の授業にも協力し、鶉野飛行場を案内しています。平成29年には小・中学生向けの鶉野飛行場学習用ガイドブックを作成しました。
鶉野飛行場ガイドの養成
鶉野飛行場ガイド養成講座を開講し、修了者を「鶉野飛行場認定ガイド」として認定しています。
「加西市鶉野ミュージアム(仮称)」検討委員会への参画
現在、加西市が進める「鶉野ミュージアム(仮称)」の検討委員会の委員、アドバイザーとして出席し、具体的な内容を議論しています。
戦争遺跡ガイドの実施
旅行社によるツアーや各種団体の見学の際、ガイドをおこなっています。
姫路海軍航空隊とゆかりのある地域との交流
姫路海軍航空隊にゆかりのある地域や団体との交流をおこなっています。意見交換や戦争遺跡の保存活用などを学んでいます。

 

保存会のあゆみ

  • 1998年 1月

    平和祈念の碑建立実行委員会を設置

  • 1999年10月

    「平和祈念の碑苑」建立・除幕式

  • 2014年10月

    鶉野飛行場資料館を開設

  • 2016年 8月

    一般社団法人へ移行

  • 2018年10月

    第20回鶉野平和祈念祭